こちらの部屋「最近」では、名前の通り最近の出来事や、たまに告知(snsでは書ききれなかった告知の詳しい内容など)を書いていけたらと思っています。ゆるやかな更新になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

21.12.29
掲載のお知らせ

山口情報芸術センターYCAMが発行する冊子「INSIDE OUT」にて「風土と風味」というパートを担当しました。山口をめぐり感じた風土と風味を一皿(結局二皿)と文章に8頁掲載されています。
冊子はYCAM周辺の地域で無料配布されるそうです。お近くの方は是非お手にとってみてください。他の特集も面白い内容でした。

滞在初日に、山口市内に窯があり器を作っている岳二さんに偶然出逢うことができ、足もとの土を使って器を作っていただくことができました。その器に、山口の食材を使って作った料理を盛り付けるという、非常にわくわくする思い出深い取材&撮影になりました。
コロナ禍以降久しぶりの出張ということもあり、いろいろと得るものも多い時間で今後にもつながる思索になった気がしています。
取材で訪れたのは10月だったのですが、駆け足の滞在だったので近いうちにYCAMへ、山口へまた訪れたいなと思っています。

 

21.10.02
掲載のお知らせ

JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)の発行する機関紙JAXA’s 85号の中のコラム「故郷、地球への手紙」というコーナーに寄稿しています。幼少の頃の体験を「月と双眼鏡」というタイトルで書きました。タブロイド版のほかweb版もありますので是非。

21.09.07
△開△

前回の投稿、アップされぬまま1ヶ月が経ってしまいました・・。
もうすっかり秋ですね。

今日からWC開きました!
どうぞよろしくお願いします!!!

21.08.08

みなさまこんにちは。

ホームページをリニューアルしたのが5月25日。ということで早くも2ヶ月半!驚くべきスピードで季節は真夏です。蝉と入道雲とゴーヤを眺めながらこれを書いています。

ホームページのリニューアルを計画し、写真撮影などをしたのは5年前のこと。とは言っても5年間ずっと取り組んでいたわけではなく、目の前の仕事に追われ、先延ばし先延ばし・・・更新するする詐欺、もう一生カミングスーンなのでは?など囁かれながらようやっと昨年腰を据えて取り組むことができ、めでたく5年越しのリニューアル!となりました。
昨年からのコロナ禍の影響で、今までの仕事、生活が強制ストップになり、様々立ち止まり見つめる機会を得たことは自分にとってとても良い変化でした。困難なこともあるけれど、今、このタイミングだったんだなあとひしひし感じています。

過去を振り返り言語化する作業はなかなかエネルギーを要しました。夢中で駆け抜けた景色に出逢い直しながら、自分は何を大事にしてきたのだろう?と対話する時間。
山フーズとしてはいろいろな形のアウトプットをしています。それは意図的なことで、伝えたいことをなるべく様々な方法で可能性を限定せずに形にしたいと思っているからなのですが、だからこそ毎回全貌を説明することが難しく、その時のその断片しか表出していないことに、居心地の良さも悪さも感じていました。

こうして自分の言葉で自己紹介をする家のような場所を作ってみて、気持ちと背筋が伸びた気がしています。過去をいい意味で手放せた気もしています。今まではまず自分が何者かを説明するところから始める必要があったのですが、それがひとつ形になっていることで、新しいことへ軽やかに全力を注げる。新たな興味へ向けて、変化し続けていきたいなと至極爽やかな気持ちであります。

ホームページデザインは尾花大輔さん。写真は志鎌康平さん。多謝◎◎
情報量テキスト多めサイトなのでぜひ大きな画面でご覧いただくことをお勧めします)

 

そしてこの「WC」のこともすこし説明を。

新たにホームページを作る時に考えていたのが、更新されずに動かない箱みたいにならず、どこかの部屋は流れが起きていたらいいなということ。そしてその部屋は、snsのように早い流れで動き、広くへ向けてオープンな場所というよりは、開いているんだけどわざわざ訪れないと入れないくらいの時間軸がいいなというイメージでした。

TwitterもInstagramも、文章を書くならnoteなど選択肢は沢山あるけれど、それとは少し違う時間で動いている開かれた場所がいいなと。そこでこの「WC」という自分の基地のような小部屋を作ってみることにしました。ここでは個人的な小さな実験や、気になっていることを、ごくささやかに研究などしていけたらと思っています。

なぜ「WC」トイレなのか?というと、自己紹介の所で触れましたが便秘で悩まされていたことがあり、その頃はトイレで過ごす時間も長く、考え事をするのはトイレの中が多かった(少し迷惑な話ですが…笑)ことや、トイレはパブリック空間にあるけど極個人的な個室という面白い構造の存在であること、排泄する出す、ことで体内から外の世界へ循環していくこと、などの想いからつけました。

つけた後に友人から指摘され気づいたのですが、父は建築の仕事をしていて、中でも「トイレ」が好きらしく書斎にはたくさんのトイレ本が整然と並んでいます。トイレ好きの血は争えないね、と言われてハッとしました。すっかりそのことは頭にはなかったのですが、たしかに血は争えないのかもしれません。笑。

 

そんなこんなで、ゆるく更新していきますので、気が向いたらぜひ遊びにいらしてください。今後ともどうぞよろしくお願いします△▲

 

2021.8.8(山の日)